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建築ファイル:建築プロセス:生きたバリヤフリー
隅蛤(はまぐり)部の施工

野地板の部分でも触れましたが明るい茶色の扇型の部分が隅蛤(はまぐり)納め(※15)です。
 まだしっかりと曲げ加工をする前に撮影させていただきました。通常、目にする納まりは屋根の仕上げ面よりも15センチほど
高くして金属性の水切り(※23)でジョイント部分にフタをするような方法ですが、
それでは屋根の柔らかな曲線に何本もの線が現れてしまうためスッキリとした見え方にはならなかったでしょう。 
この部分はデザインに大きな影響を与えるため特に意識した部分です。 
完成した状態をみればそれが普通に感じられてしまうでしょうが、設計段階では頭の中や手書き、パソコンを使い細部にいたるまでどのように見せるか、どちらがお洒落か等、試行錯誤をくりかえしているんです。・・・こだわり抜くところは、工務店の考え方とは違う部分でしょうね。


※15・・・隅蛤納め(はまぐりおさめ)屋根の金属板葺きで四隅の処理を丸みを帯びた状態で納める工法。 材料が蛤(はまぐり)の形状に似ていることから名づけられたらしい。

すぎはら設計 製作協力:株式会社すぎはら設計 ←前のページ | 次のページ→

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